書籍のご紹介 - 経済学

書籍リスト

タイトル 著者 おすすめ度
大脱出 アンガス・ディートン ★★★★★
貧乏人の経済学 アビジット・V・バナジー ★★★★★
医療のなにが問題なのか 松田晋也 ★★★★★
”見える化”医療経済学入門 川渕孝一 ★★★☆☆
悪い奴ほど合理的 レイモンド・フィスマン, エドワード・ミゲル ★☆☆☆☆
世界経済を破綻させる23の嘘 ハジュン・チャン ★★★☆☆
ざっくり分かるファイナンス 石野雄一 ★★★★★

レビューコメント

大脱出

アンガス・ディートン
おすすめ度:★★★★★

サマリ:貧困という経済状況を抱えている人がどのようにして貧困から抜け出せるか、考察されています。

レビュー:貧困と聞いて正確に、どの国でどのような状況のことが起きているかを想像できる人は少ないです。こういった種類の本は、すべて真に受けるというより、多少批判的に読むことで、客観的に貧困という環境を理解し、自身の考えを整理するのに役立てるとよいと思っています。

貧乏人の経済学

アビジット・V・バナジー
おすすめ度:★★★★★

サマリ:貧困層の生活を経済学的観点で整理されています。

レビュー:医療経済ではとりわけ貧困層をテーマにした本が多いが、本書も同様です。日本に閉じた経済ではなく、世界に目を向けると、経済格差は非常に大きいことが理解できます。

医療のなにが問題なのか

松田晋也
おすすめ度:★★★★★

サマリ:日本の医療の仕組み等が細かく説明されています。

レビュー:日本の医療制度等に興味がある人にとっては、非常に役立ちます。ただし、内容が細かいので気軽に読んでみようという感覚では途中で挫折してしまうと思います。

”見える化”医療経済学入門

川渕孝一
おすすめ度:★★★☆☆

サマリ:医療経済の重要トピックについて、まとめられています。

レビュー:本書は内容量が少なく、手に取りやすい本です。

悪い奴ほど合理的

レイモンド・フィスマン, エドワード・ミゲル
おすすめ度:★☆☆☆☆

サマリ:

レビュー:キャッチーなタイトルなので、タイトルにひかれた人は読んでみるとよいです。経済の大枠を面白く書いてあり、肩ひじ張らず読めると思います。

世界経済を破綻させる23の嘘

ハジュン・チャン
おすすめ度:★★★☆☆

サマリ:

レビュー:23個のテーマに対して、コンパクトに内容がまとめられており、読みやすいです。嘘と書かれている通り、本書は内容が批判的なので、ただ読むというよりは自身でも意見を持ちつつ、頭の中で議論するような形で読むのが適切でしょう。

ざっくり分かるファイナンス

石野雄一
おすすめ度:★★★★★

サマリ:

レビュー:ファイナンス知識の大枠理解に有用です。これまで会計のことを少しかじった程度(大学の授業 等)の知識の人が読むとすんなりと入ってくるのではないでしょうか。